肌構造について

角質のバリア機能

乾燥と外部刺激物質から生命を守る角質層

健康的なお肌とは、まず、みずみずしく、そして弾力があること。

お肌の構造を知ることで、適切なスキンケアを実践しましょう。

このコーナーでは、お肌=表皮さらには角質層の仕組みと働きをご紹介し、あわせて、次世代の保湿成分としてのリピジュア®の機能についてご紹介いたします。

わずか0.02mmの角質層

一般に毛根の深さ程度までが真皮とよばれ、表皮とはその外側の0.2mmの厚みです。

さらに角質層は、表皮の中でも最も外側に存在し、その厚み、わずか0.02mmの、それでも立派な生体組織です。
このわずか0.02mmの角質層が、身体の内部から水分が逃げてしまうことや、逆に外部から有害物質が浸入することを防いでいます。

この働きを「角質層のバリア機能」といい、このバリア機能をいかに正常に保つかということが、”スキンケア”を考える上で最も重要なポイントとなります。

角質層は、常にターンオーバー(皮膚の新陳代謝)によって健常な状態が保たれています。

リピジュア®のバリア効果 体内の水分を利用した保湿

左上には、敏感肌、乾燥肌に陥った、お肌の模式図を示します。

角質層の荒れが生じることにより、お肌の内部の水分が蒸発し、かさかさの状態がさらに悪化します。また荒れた角質層の隙間を縫って外部の刺激物質が侵入すると、表皮にあるターンオーバー移行中の細胞がダメージを受けるため、健全なターンオーバーが阻害されます。これらにより、さらに状態が悪化する悪循環に陥ります。この状態が、敏感肌あるいは乾燥肌の一因と考えられています。

右上の図は、リピジュア®によるスキンケアのイメージ図です。

リピジュア®が角質層中に浸透することで、角質層のバリア機能が補強されます。
この補強されたバリア層により、体内から外に逃げようとする水分を留め置くことで、乾燥した季節でも高い保湿効果が得られます。さらに、外部からの刺激物質やアレルゲンの侵入を防ぎ、健全なお肌の状態を保ちます。

リピジュア®のバリア効果 外部の刺激物質から防御

リピジュア®の高分子バリアが持つ、外部からの刺激物質に対するバリア機能についてご紹介いたします。

写真には、刺激物質(AHA)の、ヒトパッチ試験の様子を示しております。

右の写真では、刺激物質AHAにより赤い斑点が生じており、強い刺激があることがわかります。一方、リピジュア®を併用しますと、左の写真のように、赤い斑点(刺激)が低減されています。

リピジュア®はお肌のバリア機能をサポートし、様々な刺激物質からお肌を守る効果に優れています。

角質層の構造とターンオーバー

リピジュア®の角質層への浸透

リピジュア®は、角質細胞との親和性が高く、角質層内に浸透することで、角質層のバリア機能を効率よくサポートします。

リピジュア®のもつ優れた保湿性を、よく知られているヒアルロン酸と比較します。

リピジュア®およびヒアルロン酸を含むローションを腕の内側に塗布し、その直後の水分保持能を測定しますと、ヒアルロン酸では1.2であるのに対し、リピジュア®では1.9と高い値を示します。さらに、これらを水ですすいだ後、さらに1時間後に測定してみますと、ヒアルロン酸では若干、値が低下するのに対し、リピジュア®では、むしろ値が増加いたします。これは、水ですすいだ後でもリピジュア®の角質保護効果が残っており、体内の水分が皮膚を通して蒸散するのを、この保護層が吸収し、お肌に留めてくれるからです。

この効果により、乾燥した季節でも優れた保湿性を持続して得られることがご理解いただけると思います。

多機能保湿成分としてのリピジュア<sup>®</sup>

角質層ケアで乾燥肌を健康なお肌に

肌構造について

リピジュア®は、ヒトの細胞膜を構成し涙にも含まれる成分「リン脂質」をモデルに開発された、高性能な生体適合性物質です。約2,000個の分子が化学結合し保水性に優れたうるおいのベールをつくります。現在では、医薬品・化粧品・人工臓器など幅広い分野で活躍しています。

「リピジュア」は日油株式会社の登録商標です。